SDGsへの
取り組み
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持続可能な社会の
実現に向けて
株式会社イマスは、既存不動産の有効活用を通じて、資源循環型のまちづくりに貢献しています。私たちのサブリース事業は、既存建物の価値を最大限に引き出し、既存ストックの活用を優先した不動産活用モデルを実現しています。
現在、東京支社では81棟(2025年9月現在)の物件を受託し、99.95%という高い稼働率を維持しています。この実績は、単なる数字ではなく、オーナー様の資産価値向上とテナント様の事業継続性、そして地域社会の持続的発展を同時に実現している証です。
私たちは、国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の理念に基づき、不動産事業を通じて環境負荷の低減と社会課題の解決に取り組んでいます。築年数を重ねた建物に新たな命を吹き込み、次世代に価値ある資産として引き継いでいくこと。それが私たちイマスの使命です。
スクラップ&ビルドから、ストック活用型社会へ。私たちは既存ストックの可能性を追求し、持続可能な都市づくりに貢献してまいります。
2イマスが貢献する
SDGs重点領域
目標9
産業と技術革新の
基盤をつくろう
既存インフラストックを、最新の技術とノウハウで再生させることで、都市の産業基盤を強化しています。IoT技術を活用した建物管理システムの導入により、効率的な運営と予防保全を実現し、建物の価値を持続的に向上させています。
目標11
住み続けられるまちづくりを
サブリース事業を通じて、築年数を重ねた建物でも安定的に稼働させることで、都市の既存ストックを有効活用しています。私たちの高稼働率維持の取り組みは、空き家・空きビル問題の解決に直結し、地域の活性化に貢献しています。
適切な管理とメンテナンスにより、築年数を重ねた建物でも快適な空間として提供し続けることで、誰もが安心して働き、活動できる場所を創出。これにより、都市の持続可能性を高め、多様な人々が共生できるまちづくりを実現しています。
目標12
つくる責任 つかう責任
リノベーションによる建物の長寿命化は、資源の有効活用と廃棄物削減の観点から極めて重要です。新築に比べて資源消費の削減が期待できる改修工事を積極的に推進し、循環型社会の形成に貢献しています。
建物のライフサイクル全体を見据えた管理により、計画的な修繕と改修を実施。これにより建物寿命を着実に延長させ、解体・新築に伴う環境負荷を大幅に削減しています。
目標13
気候変動に具体的な対策を
既存建物の省エネルギー改修等により、運用時のCO₂排出量削減に取り組んでいます。LED照明への転換、高効率空調設備の導入、断熱性能の向上など、段階的な環境性能向上を図っています。
また、新築を抑制することで建設時に発生する大量のCO₂排出を回避。既存ストックの活用は、それ自体が最も効果的な気候変動対策の一つとなっています。
3具体的な取り組み事例
既築ビルの再生プロジェクト
築年数を重ねた経年ビルを、現代のニーズに適合した機能的なオフィスビルへと再生。耐震補強と併せて、エントランスの刷新、共用部のバリアフリー化、設備の更新を実施しています。これらの取り組みにより、建物の資産価値を向上させるとともに、テナント様の満足度向上を実現しています。
特に、エネルギー効率の改善に注力し、空調・照明設備の更新により光熱費の削減を実現。環境性能の向上が、テナント様のコスト削減にも直結する好循環を生み出しています。
高稼働率維持による社会貢献
99.95%という驚異的な稼働率は、きめ細やかなテナントサポートと、オーナー様との密接な連携により実現しています。定期的な建物点検と予防保全により、トラブルを未然に防ぎ、テナント様の事業継続性を確保。
また、地域特性とマーケットニーズを的確に把握し、適正な賃料設定と柔軟な契約条件により、長期安定稼働を実現。これにより、オーナー様の収益安定化とテナント様の事業発展を同時に支援しています。
パートナーシップによる価値創造
オーナー様、テナント様、地域社会、そして協力会社様との強固なパートナーシップを構築。定期的なコミュニケーションを通じて、各ステークホルダーのニーズを把握し、win-winの関係を築いています。
特に、地元企業との協働により、改修工事やメンテナンス業務において地域経済の活性化に貢献。また、テナント様同士の交流機会を創出し、ビジネスマッチングやコミュニティ形成を支援しています。
4今後の方針と約束
2030年に向けたビジョン
私たちイマスは、2030年までに管理物件における環境パフォーマンスの継続的な向上を目指します。既存ストックの有効活用をさらに推進し、スクラップ&ビルドに頼らない持続可能な都市更新モデルを確立。省エネルギー化と快適性の両立を追求しながら、環境と調和した不動産運営を実現してまいります。
DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進により、建物運営の効率化と高度化を実現。AIやIoTを活用した予測保全により、建物の長寿命化とランニングコストの削減を両立。テクノロジーと人の知見を融合させ、より質の高い建物管理サービスを提供してまいります。
地域社会への継続的な貢献
私たちは、既存建物の適切な維持管理を通じて、地域の安全・安心な環境づくりに貢献しています。定期的な建物点検と計画的な改修により、耐震性能の向上や防災機能の強化を実施。災害時にも事業継続が可能な、レジリエントな都市基盤の構築を支援してまいります。
また、地域に根ざした事業活動により、雇用の創出と地域経済の循環を促進。建物管理やメンテナンス業務において地元企業と積極的に連携し、地域内での経済循環を生み出しています。さらに、次世代を担う若手人材の育成にも注力し、不動産管理のノウハウや技術の継承を通じて、持続可能な地域社会の発展に寄与。未来につながる街づくりを、地域の皆様と共に実現してまいります。
私たちイマスは、これからも「既存の価値を活かして新たな価値を創る」という理念のもと、持続可能な社会の実現に向けて歩み続けます。